会議のあとに待っている、あの議事録づくり。録音を聞き直し、文字に打ち込み、要点をまとめて……本番より疲れた、なんて日もありますよね。その作業をまるごと引き受けてくれるのが、AIの文字起こしツールです。今回は人気の4つを、用途別に紹介します。
選ぶときのカギは、どんな会議で使うか。日本語が中心なのか、それとも英語か。録画も残したいのか、ほかのツールとつなげたいのか。条件しだいで、しっくりくる一台は変わってきます。機能の更新も早いので、最新の仕様は公式情報で確かめてください。

01いまの文字起こしAIは、ここまでやる
声を文字にするだけ、ではありません。発言者を聞き分け、会議が終われば自動で要約。「誰が何を決めたか」「次に誰が動くか」をToDo付きで整理してくれるツールもあります。会議には集中して、記録はAIにまかせる。そんな役割分担が、ふつうになってきました。

02日本語の会議なら、Notta
日本語の文字起こしでよく名前が挙がるのがNottaです。日本語の精度に定評があって、国内のビジネスの現場で広く使われています。まずは日本語でしっかり残したい。そんな人が最初に試すなら、ここから始めると安心でしょう。
03英語の会議に強い、Otter
英語のミーティングが多いなら、定番はOtterです。英語の文字起こしと、話しながらリアルタイムで文字が出る表示に強み。海外とのオンライン会議で頼りになります。グローバルなやりとりが日常のチームと相性がいいですね。
04連携・自動化を重ねるなら、Fireflies
Firefliesの得意分野は、会議のあとのつなぎ込みです。記録をほかのツールへ自動で流したり、要点を共有したり。業務の流れに組み込みやすく、チームで仕組みとして回したい場面で力を発揮します。
05録画もまとめて残すなら、tl;dv
文字だけでなく、映像でも振り返りたいときに便利なのがtl;dvです。録画と要約をセットで残せるため、あとから「あの場面」を見つけやすい。複数の言語に対応しているのも心強いところです。
06で、どれを選ぶ?

ざっくりした目安はこうです。日本語中心ならNotta、英語が多いならOtter、ほかのツールとの連携を重視するならFireflies、録画も残したいならtl;dv。一度ふだんの会議で使ってみると、精度や使い心地がすぐにつかめます。
- 日本語の会議をしっかり残したい → Notta
- 英語の会議が多い → Otter
- 記録をほかのツールへ自動でつなぎたい → Fireflies
- 録画と要約をまとめて残したい → tl;dv
07使う前に、ひとつだけ
便利なツールですが、使い始める前に守りたいことがあります。録音や録画をする前に、参加者へひとこと伝えること。黙って記録するのは、信頼を損ねるもとになります。会社のルールや相手の同意を確かめてから使いましょう。社外秘を含む会議なら、そのツールがデータをどう扱うか、利用規約にも目を通しておくと安心です。
議事録から解放されると、会議そのものに集中できます。ここで挙げた4つも、これからさらに賢くなっていくはずです。まずは次のミーティングで、ひとつ試してみてください。終わったあとの景色が、少し変わるかもしれません。