「AIで絵が作れるらしい」。気になるけど、なんだか難しそう……。そう思って、まだ試していない人も多いはず。でも、大丈夫。最初の一歩は、びっくりするくらい簡単です。
専門知識も、絵心も、特別なソフトもいりません。必要なのは、「こんな絵がほしい」と言葉にすること。それだけです。今日は、無料で試せる入口と、最初のプロンプト(AIへの頼みごと)のコツを、いっしょに見ていきましょう。

01そもそも、AIで画像を作るって?
やることは、とてもシンプルです。「こういう絵がほしい」と文章で頼むと、AIがそれらしい画像を作って返してくれる。これだけ。ちなみに、こういうのを「text-to-image(テキストから画像へ)」なんて呼んだりもします。
絵筆もマウスのドラッグもいりません。頼みかたの言葉、つまりプロンプトさえ用意できれば、あとはAIが描いてくれます。だから、いちばん大事なのは「どう頼むか」。そのコツは、このあとすぐお伝えします。
02無料で、すぐに始められます
じつは、特別なツールを新しく入れなくても始められます。ふだん使っているチャットAIに、そのまま「〜の画像を作って」とお願いするだけで作れることも多いんです。代表的な入口をいくつか挙げておきます。どれも無料で試せる枠が用意されていますが、内容はよく変わるので、最新の条件は公式サイトでたしかめてください。
- ChatGPT — チャットの流れで「〜の画像を作って」と頼むだけ。
- Google Gemini — こちらも会話の中から画像を作れる。
- Microsoft Copilot — Windowsユーザーにとくに身近な入口。
- Adobe Firefly — 商用利用を意識した設計で知られる。
- Canva — デザイン作成の中で画像生成も使える。
03最初のプロンプト、これだけでOK

さて、本題のプロンプトです。むずかしく考える必要はありません。次の4つを、思いつく順に並べるだけで、ぐっとそれらしくなります。「何を・どんな絵で・どんな細部で・どんな雰囲気で」。この順番です。
たとえば、こんなふうに。「海辺を散歩する柴犬、水彩画ふう、やわらかい光」。「何を(柴犬)・どんな絵で(水彩画ふう)・どんな雰囲気で(やわらかい光)」がそろっていますよね。最初は単語をカンマでつなぐだけで十分です。慣れてきたら、少しずつ足していきましょう。
04ぼんやりした絵を、くっきりさせるコツ

コツは、「相手は何も知らない」と思って書くこと。あなたの頭の中にある映像は、AIには見えていません。だから、具体的に伝えるほど、イメージに近づきます。「犬の絵」だけだと、どんな犬かはAIまかせ。「公園で走るゴールデンレトリバーの子犬、晴れた日、水彩画ふう」まで書けば、ぐっと思い通りに近づきます。
05初心者がつまずきやすい、3つのこと
最後に、最初のうちにありがちなポイントを3つだけ。これを知っておくと、つまずかずにすみます。ひとつめは、一度で完璧を狙わないこと。AIとの画像づくりは、何度か作りなおして近づけていくのがふつうです。ふたつめは、文字や手の細部が苦手なこと。看板の文字や指の本数が不自然になることがあります。みっつめは、同じプロンプトでも毎回ちがう絵が出ること。これはバグではなく、そういうものだと思ってください。
06作った画像を使うときの、ちょっとした注意
できあがった画像をSNSや仕事で使いたくなったら、ひとつだけ立ち止まりましょう。商用利用してよいかどうかは、ツールやプランによってちがいます。とくに、実在の人物や、有名なキャラクター、企業のロゴに似せるのは、トラブルのもと。楽しむぶんには自由ですが、公開する前に、そのツールのルールをのぞいておくと安心です。
07はじめの一歩、チェックリスト
- まずは、ふだん使っているチャットAIで「〜の画像を作って」と頼んでみる。
- プロンプトは「何を・どんな絵で・細部・雰囲気」の順で。
- 一度で完璧を狙わず、作りなおして近づける。
- 公開・商用で使うなら、ツールのルールを先に確認する。
最初の一枚は、きっと「おお!」と声が出ます。うまくいかなくても大丈夫、それも含めて楽しい時間です。気軽に、好きなものを言葉にしてみてください。あなたのはじめての一枚を、応援しています。