Runwayの使い方を、2026年の最新版で、初心者にもわかるように解説します。Runway(ランウェイ)は、文章や画像から映像を生成し、さらに編集までできるAI動画ツール。広告アセット、ショート動画、シネマティックな映像づくりに使われています。この記事では、基本の作り方、プロンプトのコツ、料金と商用利用、そして実在の人を使うときの“同意”の注意点まで、正直にまとめます。
「撮影なしで、本格的な映像を作ってみたい」人に、ぴったりです。さっそく見ていきましょう。

01Runwayとは?(AI動画の生成+編集)
Runwayは、AIで動画を“作る”だけでなく“編集する”こともできるプラットフォームです。文章から映像を生成したり、1枚の画像を動かしたり、できた映像から不要物を消す・背景を変えるといった編集も可能。動画生成の最新モデルは「Gen-4.5」(2026年時点)で、映像の自然さや指示への忠実さが向上しています。モデル名は更新されるので、最新は公式で確認を。
02何ができる? 主な機能
映像づくりに必要なものが、ひと通りそろっています。

- テキスト→動画/画像→動画:プロンプトや開始画像から、数秒〜10秒の映像を生成(尺はモデルにより異なる)
- References(参照):同じキャラクターや画風を、別のカットでもそろえる
- Act-Two(演技キャプチャ):人の演技を撮って、キャラクターに動きと表情を移す(同意が前提。後述)
- Frames:画像を生成(映像の素材づくりに)
- 映像編集(Aleph/Edit Studio):できた動画から、物を消す・背景を変える・アングルを足す
03始め方(4ステップ)
始め方は、とてもかんたんです。

- 1. runwayml.com にサインアップ(Google・メールなどで。無料で始められます)
- 2. 動画モデル(Gen-4 / Gen-4 Turbo / Gen-4.5 など)を選ぶ
- 3. テキストを入力、または開始画像をアップロードする
- 4. 尺(数秒〜10秒、モデルにより異なる)を選んで「Generate」、できた映像をダウンロード
04動画の作り方|テキスト or 画像から
作り方は2通り。コツがあります。
- テキストから:思い描くシーンを言葉で。手軽だが、構図は運しだいな面も
- 画像から(おすすめ):開始画像をアップすると、構図・色・画風が固定され、ぐっと制御しやすい
画像から作るときも、プロンプトの書き方にコツがあります(“動き”の書き方は、次の章でくわしく)。
05プロンプトのコツ
Runway公式のガイドも踏まえた、効くコツです。

- “動き”を中心に書く:画像が見た目を担うので、何が動くかを記述
- 型:「カメラが〈動き〉しながら、〈被写体〉が〈動作〉する」
- シンプルに:1回の生成=1シーン。詰め込みすぎない
- 否定形は避ける:「〜なし」は効きにくく、逆効果になることも
- 英語が無難:日本語も試せますが、英語のほうが安定しやすいです
06そのまま使える! プロンプト例
コピーして試せる例を(英語推奨)。〈 〉を入れかえてください。
- 基本:The camera slowly dollies in as 〈a traveler〉 walks across 〈a misty ridge〉 at dawn, cinematic mood
- 人物(画像から):〈The subject〉 turns toward the camera and smiles; hair moves gently in the breeze. Static camera
- カメラのみ:Slow cinematic pedestal up revealing 〈the product〉, shallow depth of field
- プロダクト:The camera orbits 360° around 〈a wristwatch〉 on a reflective surface, soft studio lighting
- 風景:Time-lapse of 〈clouds rolling over a valley〉, sunlight sweeping the hills, wide static shot
- アニメ調:〈An anime-style girl〉 looks up as cherry blossom petals drift past, hand-drawn 2D aesthetic
- 料理:Steam slowly rises from 〈a bowl of ramen〉, macro close-up, the camera tilts up slightly
- 夜景:The camera tracks forward through 〈a neon-lit street at night〉, reflections on wet pavement
07料金は? 無料でどこまで+商用(重要)
お金と権利のところを、正直に整理します。

- 無料プラン:お試し用のクレジットが付き、作れるが、映像にRunwayの透かしが入る
- 有料プラン:透かしが消え、クレジットも増える(Standardなど)
- 商用利用:実は全プランで可能(生成物はあなたのもの、クレジット表記も不要)。ただし無料は透かし付きなので、実際に商用で使うなら有料が現実的
クレジット数や料金は変わりやすいので、最新は必ず公式の料金ページで確認してください。
08Act-Two(演技キャプチャ)と“同意”
Runwayには、人の演技(表情・動き)を撮って、キャラクターに移す「Act-Two」という機能があります。便利ですが、ここは必ず守ってください。
- 自分以外の人の演技・顔・声を使うなら、本人の明確な同意を
- 有名人や他人を、無断で登場させない(規約で禁止。検知の仕組みもあります)
- なりすまし、AIだと気づかせない“だます”使い方は禁止
Runwayの出力には、AI生成だとわかる来歴情報(C2PA)が付きます。顔も声も、その人のもの。同意を前提に使いましょう。
09日本語と、他ツールとの使い分け
UIは英語で、プロンプトも英語が無難。日本語も使えますが、うまくいかないときは英語に翻訳して試してみてください。似たツールとの使い分けは、次の通り。

- Runway:映像の生成+編集まで。広告・シネマティック制作に
- HeyGen:人が話すアバター動画や、動画の多言語翻訳に
- Kling:人物の自然な動きを重視した映像素材に
なお、OpenAIのSoraは2026年にサービスを終了しました。いま映像生成を選ぶなら、RunwayやKling、GoogleのVeoが現実的な候補です。
10使うときの注意点
最後に、押さえておきたいポイントを。
- 内容を確認:AI動画は手や光などで破綻することも。書き出し前にチェック
- 機密・肖像:業務利用は社内ルールと、関係者の許可を前提に
11よくある質問(FAQ)
最後に、Runwayについて、よく聞かれる質問にお答えします。
- Q. 無料で使える? → A. お試しのクレジットで使えます。ただし映像に透かしが入ります。
- Q. 透かしは消せる? → A. 有料プランで消えます(無料では消せません)。
- Q. 商用利用できる? → A. 全プランで可能ですが、無料は透かし付き。実用上は有料が現実的です。
- Q. 日本語のプロンプトでもいい? → A. 使えますが、英語のほうが安定しやすいです。
- Q. 画像から動画は作れる? → A. 作れます。構図が固定されるので、むしろ制御しやすいです。
- Q. Soraの代わりになる? → A. はい。Soraは終了したため、Runwayは有力な選択肢です。
- Q. 他人の顔・声を使っていい? → A. 本人の同意が必要です。無断での有名人・他人の使用は、規約で禁止されています。
12まとめ:まずは5秒の映像を、ひとつ作ってみよう
Runwayは、撮影なしで、文章や画像から映像を生み出せるAIです。さらに編集までできるのが強み。コツは、画像から作り、プロンプトで“動き”を書くこと。無料は透かし付きなので、本格的に使うなら有料を。実在の人を使うときは、必ず同意を。まずは数秒の短い映像を、ひとつ作ってみてください。——あなたなら、最初にどんな映像を作ってみたいですか。